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群馬大学 大学教育・学生支援機構 教育改革推進室

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 これまで教育改革推進室では、2019年度に各学部等に巡回してFD講演を行って参りました。ここではその復習となるべくFDにおける主なキーワードについてまとめました。ぜひご覧いただき今後の教育改善に活かしていただければ幸いです。

 このページは本学の教員が閲覧することを想定しています。学外の方がご覧いただいても部署名などわかりにくい箇所があるかもしれませんがご容赦ください。

 学生が授業を履修する際に必要となる情報がもれなく記載されていることが必要です。シラバスは単なる講義案内ではなくて、この授業を履修すればどのようなことが身に付くのか、そして単位取得までどのくらいの学習を求められるのか、成績基準はどのようにして行われるのか、これらが学生から見てイメージできるように作成される必要があります。

 またその科目がディプロマポリシーの中でどのような位置づけがなされるのか明示される必要があります。

 授業において「聴く」以外はすべてアクティブラーニングと考えられます。多くの教員の方も既に行っていることだと思います。もし一方的に話すだけの授業を行っているのであれば学生に主体的な学びをするように働きかけてください。

 本学に限らず、我が国の大学生は諸外国の大学の学生に比べて学習時間が決定的に少ないことが指摘されています。

 制度上1単位あたり45時間の総学習時間(授業及び授業外学習)への学習成果に対して単位を与えることになっています(大学設置基準第21条)。授業だけでは法定の学習時間には達しません。単位取得には授業外学習が必ず必要となるような授業設計をしていただきたいです。シラバスに授業外での課題の有無や形式、想定される授業外学習時間に明示していただき、学生に授業外での学習を促していくことが必要です。

 現在は、大学教育の質保証の観点から、学生が大学においてどのような学びを経てどのようなスキルを身につけてきたか問われる時代です。

 そこで大学としては、各学生が大学での学びを通して何をどのくらい身につけたのかその到達度を可視化する必要があります。

 各教員におかれましては科目の履修によって何ができるようになるのか、到達度を成績の判断根拠としていただき、シラバスやルーブリックにおいて到達度と評価の基準を明示する必要があります。注意していただきたいのは、出席は点数の根拠とはしないことです。「出席点」は各大学で広く行われていると伺っていますが、授業参加は本来「当たり前」のことであって成績に含めるものではありません。

 本学においてはGPAを取り入れています。極端な成績分布は学内のGPAを歪めるおそれがありますので成績の付与は慎重にお願いいたします。なお、本学では成績付与についてその適正分布などを検討する委員会を設置する予定です。

 ルーブリックは各科目において到達度を判定する際の尺度を表にして示したものです。科目ごとにその科目での到達度を測るべき能力やスキルについて、ディプロマポリシーや科目の内容に即して到達度の段階を具体的に示すものになります。

 このルーブリックは項目に重みをつけて到達度ごとに点数化するなどすると、成績を客観的に付ける際に効果的です。また学生の側からも「この科目をとればどの程度になればどんな成績となるか」想定できるため、学生にとっても有益なものとなります。